どーも、モモのひきです。
少額のくせに多少の値動きでハラハラして仕事も手につかず負けると自分に言い訳していたダメダメな2017年を通じてわかったことがあります。自分(の性格や生活スタイル)に合わない投資方法はすべきではない!!(The 基本中のKIHON)ということです。

世の中のハイスぺな方々は投資をする前から分かっていることなんでしょうが残念ながら低スぺ男なモモのひきにはやってみないと理解できませんでしたwそれでもモモのひき的な進め方でやっていく中で向き不向きを判断して改善していくことでどうにかここまでやってくることができました。
この2018~2020年は投資スタートラインに立てたかも?という年で、自分に合った投資方法を模索する期間でした。
合わせて読みたい! ダメダメ投資でビギナーズラックだけでどうにかプラス(振り返り2017年)
2017年の経験から私の場合はどんなときに心がモヤモヤ、ハラハラするのかが見えてきたことで自分に適した方法が見えてきました。モモのひきにとって重要な項目は投入資金の出どころと投資先選定方法でした。
・投資資金は(心の)余裕資金から
言葉として「余裕資金」を知っていたものの意味をモモのひきは正しく理解できていないことが不安になる原因でした。
当時、収入から生活に必要なお金を除外した残金が余裕資金と理解し、効率絵を考え限界まで切り詰めた生活を送ることで種銭を最大限作り出していました。これを元手に投資しているとせっかく切り詰めて貯めた金の行方が気になって気になって仕方がない。。。
「切り詰めた資金で負けられへんでー、上がれよー、今日はどうだ?1時間後はどうだ?1分後はどうだ?1秒後はどうだ??」と余力で始めたはずなのに値動きのストーカーになっていましたw本当の意味で無くなってもいい資金とは頭が思っていなかったのです。もう一言めの「負けれない。」こう考えていたらそれは余裕資金ではないのだと思います。
この経験から、自分の人生に必要なものには適度にお金を使い、なおかつ余ったお金が無くなっても人生に多大な影響がない資金が余裕資金であると理解しました!今を充実させることで本当の(心の)余裕資金を作ることができると認識を改め種銭の作り方を改善しました。

・低スぺでもできる投資先選定方法
自分に合った選定方法を選べていなかったことが不安になるもう1つの要因でした。株の分析といえばテクニカル(過去の値動きや出来高から投資家心理や需給状況を読み解き株価の動きを予測する分析方法)とファンダメンタル(財務状況等から企業の本来の価値を見極め株価の割安、割高を判断する分析方法)の2つですがどちらも低スぺ男なモモのひきには激ムズ、無理&MURIです。当時はテクニカル分析手法を学んだり企業の決裁資料など読み込んだりしましたが途中から脳みそ崩壊してるので一通り分析したあと得た情報ってなに?なんて書いてあったっけ?今後の株価の予測なんてわからーーーん!な状態が続いていました。時間をかけたからなんとなく理解したつもりになって投資をしていたため、自分の判断に自信が持てずにいたため投資後の値動きに過敏に反応してしまっていたのです。
あーでもない、こーでもないと繰り返している中でテクニカル、ファンダメンタル分析が自分に合っていなかったのは定性的な分析となっているためではないかと考え至りました。低スぺ男が原因ですがテクニカルもファンダメンタルも見方を変えると予測が逆転したり、そもそも個人的な感情が入ってしまい投資判断をシンプルに考えることができなくなっていました。この分析手法で勝とうとするのは無理だと考え、定量的な分析、判断ができるものがないかを模索しました。
その結果、過去業績等の情報から判断する手法に辿り着き、売上高や営業利益率、利回り、減配有無などなど企業のIR情報項目から一部を抜粋し、それぞれ〇年以上右肩上がりや〇%以上など誰もが同じように判断できる項目および基準を設定しそのルールに従って投資先を選定するようにし、低スぺ男でも確実に判断できる方法を設定することができました。
低スぺ男ゆえに最初からよいルール設定はできませんでしたが初期設定したルールでも地合いが良かったこともあり当時でも6~7割近くの投資先が値上がりしこの手法なら続けられそうだという実感を得ることができ不安感はなくなっていきました。

この投資先選定方法を模索している時に高配当株を知ることができたのはとても大きな出来事でした。
高配当株は投資先から得られる配当金が相対して高い株で、多くは企業成長のために利益を使うこと必要としない成熟しきった(成長性のない)企業や強引に株価を維持するために無理な配当を実施している企業などで長期で保有するに値しない株が多数あるというリスクがあります。一方で、高配当株の中でも成長を続ける企業もあるため上述のルール設定によりこのリスクを下げることができるのでは?と考え、相性がよいと感じました(当時でもすでに高配当株や企業選定方法は世に出始めていましたが…)。
また、高配当株は株価が下がると配当据え置きの場合は配当利回りが上がり市場での購入意欲が高まるため値下がりを抑制する効果もあり、正しく企業選定ができればこれほどモモのひきに合った投資先はない!と自分の中で確信を持つことができました。
認識を改めた余裕資金で自分に合った投資方法を探し出したことで分単位でハァハァ(*´Д`)言っている値動きストーカーが1日1回覗きをする程度wに落ち着き、さらに値下がりしても焦ることがなくなっていきました。
以前までは買った株はすぐに値上がりしてほしいので日経平均の値上がりなどリスクオンできる環境になることを望むというスタンスでしたが、選定した株を買い集めるために値下がりをワクワクして待つというスタンスに変化していきました。
この変化により仕事中に値動きを気にすることもなくなり、家庭でも余裕ある過ごし方ができるようになり、さらに高配当株による収入が入り始め投資の目的であった生活向上も少しづつですが実感できるように。
投資し始めてからの4年間は試行錯誤を繰り返し、投資方法を大きく変化させ最終的に納得できるところに落ち着くことができました。ここ数年で株への投資を開始する方は特に若者層で増加しており、この記事を読んでいるあなたも該当するかもしれません。現状でもし投資がうまくいっていない方がいればモモのひきの失敗談から少しでも参考になる部分があると幸いです!
やっとたどり着いた投資方法ですが、2020年までの経緯で気づいてしまったネガティブな面も…これは次回2021年の振り返りで…